TOPへ戻る

登場リスト



メインキャラ


宇宙浪人。本名は艮(うしとら)。
三位一刀流の使い手にして巨大ロボに変形する「うつろ船ベガ」を操る。
三位一刀流の師を斬った相手を探して宇宙を流浪する。
三位一刀流は心技体をベースとした演劇剣術。刀と煙管を使う。
刀(心)、使い手(体)、(技)に当たる部分は使い手によって変わるが
艮の場合は煙管が(技)に相当する。


ノレン。元盗人。「長い黒髪、三位一刀流の使い手」に仲間を殺された。
ショックのあまり下手人の顔を覚えていないため
宇宙浪人と共に旅をし、下手人を探している。
(裏設定)作中語られるかわからないが鳥から進化した種族。
実は肺が3つあり水深100mでも気絶しない。
足の指で器用にモノも掴めるため普通の靴は邪魔になる。


オーガ、またの名を宇宙鬼(スペースオーガ)。
三位一刀流の使い手にして宇宙幕府太陽系長官。
役人であることをノレンに気づかれないように艮に近づく。
役人らしく刀と十手を使う。べらぼうに強い。
ちなみに艮の人相書きを描いたのも彼。


正体不明。ノレンの相棒フスマを斬った下手人。
「長い黒髪、三位一刀流の使い手」という特徴だが
現状艮もオーガもその特徴に当てはまる。
その切り口から恐らく三位一刀流の師や
キキョウを斬った犯人と思われる。


ゲストキャラ


チンピラ(1話)
鶏とトカゲだか蛇だかの宇宙人。
宇宙浪人にあっけなく真っ二つにされた。


フスマ。ノレンの元相棒。
過去の様子からノレンとは相当深い仲だったようだ。
正体不明の下手人からノレンをかばい斬られた。
艮とノレンは彼女の事件を追っているが、
水面下では宇宙幕府も彼女の事件について動いていたようだ。


水瓶組組長(左)と針金組組長(右)。(2話)
宇宙のチンピラ。カエルとカッパ。
カエルは宇宙浪人を、カッパはアンドンを雇って戦った。


アンドン。元三位一刀流の同門。
刀と提灯を使って戦う。ロボは提灯仕様。
光の錯覚を利用した幻術を使う。
ルックスは悪くないが恐らく師の死去で
やさぐれてしまったのでは。


宇宙ダイナーの店主。あまり客は入らない。
掲げてる看板は太陽系の領主、ダンタリオンのもの。
領地を借りてるので客が居なくても潰れないらしい。
実は初登場は宇宙浪人と同じく『異人の「ま」』。
『ラプラスの「ま」』にて再登場。領主のダンタリオンも登場した。


芸人好きの老人(3話)。
かつて足しげく三位一刀流の舞台を見に行っていた。
今では自分の屋敷に芸人を呼んで演目を見せて貰っている。
『ラプラスの「ま」』では同じ種族と思われる人物が登場した。


キキョウ。三位一刀流の使い手。
刀と扇子を使用する。艮とは悪くない関係だったようだ。
役者としては右に出るものは居ないらしく、
落とした花びら一枚もすべて彼女の思うがまま。
艮と演目を終えたあと何者かの手にかかり・・・


飴ちゃんのお姉さん。
散歩中に倒れていたところをノレンに見つけられ仲良くなる。
体が弱いらしくよく咳をしている、和傘は恐らく日傘代わり。
艮のことで怒っていたノレンを優しくたしなめ、
飴をあげたので飴ちゃんのお姉さんといったところか。
果たしてバスはちゃんと来たのだろうか。


知らない人たちの写真。
宇宙浪人艮が故郷で撮った写真だろうか。
左側には巨大な何かに髪の長い女性と
その胸のあたりの身長の頭髪が見える。

中央の写真は中年の男性と
親し気に肩を組み合っている。
背後には黒い城のような何かが
そびえ立っているのが見える。

右側の写真は艮を含む男女6名の
旅の記念のような写真だ。
背後には星に紛れた巨大な塔が見え
地球上のどこかはよくわからない。

出典:鉄神オーパート
黒鉄城
ラプラスの「ま」


紙芝居人形劇のおじちゃん。
4本の腕で紙芝居と人形劇を
同時にこなす職人。
ダイモスを開拓した公園で
駄菓子を売りながら子供らに
自慢の職人芸を振る舞っている。
三位一刀流のファンの一人。


ライメイ。仙人のお姉さん。
ダイモスの開拓や公園の管理をしている。
子供が好きで、子供たちが壊れたおもちゃを
持ってくると嬉しそうな顔で出迎える。

彼女の先祖はかつて地球で
砂を利用した超技術の使い手で、
通称ヘビという・・・らしい。

3年ほど前、地球から噴き出た
竜巻の影響で物を直せる能力を
手に入れたらしいが・・・
その能力や肌の模様、修理後の
ベガコックピットのウィンドウ。
そして連載作品一覧から紐解くと・・・。

毒と薬はまさに紙一重である。


三位一刀流の師範代。(7話)
艮の語る思い出の中で登場。
当時艮の前に現れた時は後の下手人を
片腕として引き連れていた。

「浪人どもに道を開いてやりたい。」
そんな思いから剣の道と芸術を合わせた
三位一刀流を作り上げようとしていた。

その実力は、雨の中切りかかってくる艮を
白羽取りでたしなめるほど。

そんな実力の彼がなぜ下手人に斬られたのか
謎はまだ深まるばかりである。


東大寺。三位一刀流の使い手。(8話)
特殊な香を焚き、めまいや幻覚を起こし
用心して相手を始末する。

地球に来てすぐチンピラにボコボコにされ
挙句の果てに刀まで折られてしまった。
前回冒頭の地球という星が狙われない理由を
全身で表してくれた立役者。殺陣はできない。

東大寺(香)は
組香という香を嗅ぎ分けるみやびな遊びで
伝説的な香木・・・・・・というのを
モノノ怪で知った方も多いだろう。

正式名称:蘭奢待の中に東大寺という文字が
隠れてるというみやびさもまたみやび。


U.F.O。オーガの部下、宇宙幕府の者。(10話)

強靭な肉体と生身で宇宙飛行すら可能な
カンブリアンという種族。
特異な個性を持つ種だが個体によって
その能力は異なる。
彼の場合は目からレーザーを発射できる。

オーガすら地球に自由に出入り出来ないが
彼らは先祖が地球の者なので出入り自由。

地球で彼らのクローンが最新兵器として
違法製造、取引されているが彼らはそのことを知らない。


スターマイナー。オーガの部下、宇宙幕府の者。

彼もまたカンブリアンの一人である。
手から星型のエネルギー弾を飛ばすことが出来る。
巨大ロボすらパンチで壊せるほどの力を持つ彼らも
宇宙には触れてはいけないものが多く存在する。

そのため彼らのような強靭な種族であっても
こと宇宙に関しては、巨大ロボ(船)を
住居、移動手段、その他危険な作業の為
使用することもままある。

ちなみにオーガは別の種族だが
彼らに様付けで呼ばれる位強く、人望がある。


白いお姉さん。どこかで見たことある。
宇宙ダイナーに入りびたっているようだが
正体は異人の「ま」とラプラスの「ま」にて。

地球から火星と木星の間にあるダイナーまで
はるばる飛んでこれるため、艮たちとそのうち
鉢合わせるかもしれない。未亡人。


お医者様。土星の輪に構える病院に務めてる。

骸骨のような容姿だがパンダに似た種族。
オリエンタルな医学に富んだパンダ先生と言ったとこか。

粘菌の解析までしているため彼の所属する病院は
大学病院かそれに値するような巨大施設と思われる。


老中格。(11話)
老中より一段下がる立場の者たち。
宇宙の上で議論を交わしたりをする。
手前二人はどこかでみたことあるような・・・?
今見えてる彼らの姿は見るものによるイメージの反映である。


老中。天の川銀河を取り仕切るとんでもない大物。
生き物か概念かもはや判別不能な領域に居る者たちの
上に立つ「なにか」。
そんな彼にお褒めの言葉を頂いたオーガも実は
相当すごいのではだいのだろうか。
もし幕府の系統通りなら彼らの上にも大きく
腰を据えて宇宙を見る「なにか」がいるかもしれない。


肉人のダンナ。肉人。トウモロコシ畑。
徳川の城に忍び込んだ肉人かどうかは不明だが
デスクに貼ってあるポスターには夜の野原で
四角い月を仰ぐ人の姿が見られる。
徳川の城に肉人が現れた時も月が四角くなっていたという。
ノレンのことをお宝を取ってくるカラスと呼んでいる。
艮とノレンはそれぞれ彼のパイプを持っていたようだ。


ヘキレキ。道場破り。
レイピアのような剣を使い、ベガなどとは違った毛色のロボを持つ。
情報収集能力に長けてるのかアンドンと東大寺の件、そして
艮の逮捕の話を耳にしていた。
道場破りということもあって苦戦を強いられ斬られたが
結果的には艮の三位一刀流を打ち破った。
その乱れた剣で斬られた傷はまるで・・・。


ミカさん(12話)。10話に出ていた白いお姉さん。
体の中心を始め、至る所に手術跡の残るサイボーグ。
自力で地球から火星〜木星間のダイナーまで飛べるが
本格的な宇宙船であるベガに追いついたことを
若干ながら不審がっていた。

目にあたる部分からレーザーを放ち
ベガに巣食う粘菌を退治した。
白い髪、白い肌のみならず白いジャケットにズボン、
白いタートルネックセーターに白いストッキングソックスと
赤い目を除いて全身が白い。

生い立ちはこちら。
 宙の女(異人の「ま」[2016年])


EMドライブ。
女の子でもなくノレンの生足でもなく電子レンジである。
調べて貰えばより詳細な説明が出るが円筒形の銅板の中に
マイクロ波を反射させて、スペースシャトルの推進力を
出力を落とさず、加速させ続けることが出来る代物である。

どこかで見たマークが貼られている。

今作では電子レンジに蓋のついた銅バケツがくっついている。
なぜこんなものがベガの中にあるかは前作ラプラスの「ま」の
ダンタリオン主菜にて。

 ダンタリオン主菜(ラプラスの「ま」[2018年])

ちなみにダンタリオン前菜の続き、さらにダンタリオンの2話が
ラプラスの「ま」の各話の集大成なのでいっそ頭から読んでみてはいかがだろうか。

さらにもっというと『短編の「ま」』の黒鉄城を除く全作が繋がっているので
木曜の「ま」の画力遍歴とターミナルの役割を担う短編集、駅の役割を担う各作品を
読み返してみる(初めて読んでみる)のもいかがだろうか。

木曜の「ま」ワールドの作画、異形の者たちへの触れ方の移り変わりと、
時期未定の巨大な終点を待ち構える準備もまた一興と存じます。


逢魔篇、登場リストはここに完成。
次篇、登場リストも別ページに移ります。



TOPへ戻る
inserted by FC2 system